2010年8月10日火曜日

♪ あなたがいたから・・・


あなたがいたから・・・
あなたといたから・・・
ここまで来ました 悲しみも 喜びも


振り返りゃ 向う風 振り返りゃ 追う風と
夢追い 駈けてきて あなたへの愛はまだ
旅はこれから ふたりの旅は


Love you…Oh~ love you!


愛しき あなたよ
そばにずっと 共にずっと・・・
あなたと この先も・・・



これは、菅原洋一のアルバム<独唱Ⅱ>のCDの最初の曲、「歌よ…あなたがいたから(作詞・作曲:吉 幾三)」です。

実はこのCDは、35年も交誼が続いている先輩で畏友のNさんから贈られてきました。

一昨日、電話でひさしぶりにゆっくり長話・・・。


彼女は数年前に偉大なご主人を病で亡くし、悲痛な思いを味わいました。ご主人の亡き後は息子さんたちと、ほぼ15000人の社員達とともに会社経営を会長役として頑張っていらっしゃいます。

経営は、ある意味で人間関係そのもの、といえます。
「人は石垣、人は城。情けは味方、仇は敵・・」と歌にもあるように人心を掌握し、人への愛にあふれて、影の統帥として息子さんを支えて、よくこなしておられる姿には、心底打たれます。

ときには先の見えない壁に立ちふさがれたり、ときには打ち砕かれるときもあるでしょう。
そんなとき、この曲「あなたがいたから」を聴くと天国の「パパ」からエールを戴けるのだそうです。


「あなたがいたから・・・


あなたといたから・・・


ここまで来ました 悲しみも 喜びも・・・♪ 」


電話口でくちずさみ歌ってくれました。私の頬に涙が、静かに流れていきました。

そして、私に言ってくれたのです。

「Oさん、この曲はあなたに贈るわ・・・
ほんとうにあなたがいたからここまでやってこれたのよ。ほんとうにありがとう・・・!
あなたと話していると心がやすらぐの・・・ほんとうよ・・・」と。

私は自分の耳を疑うほどでしたが、ありがたく素直に彼女の「心」を感謝して戴きました。
私の方こそ20代のときに、先天性心臓疾患を持つ男児の子育て中、彼女から
どれだけ助けられてきたか、そして励まされてきたか・・・。大恩のある先輩・・・。
これからもこの絆を大切にしていきたい・・・。ありがとう、先輩!




(以下、この歌のつづき・・・)


あなたがいたから


あなたといたから


涙を流したことさえも 忘れたわ・・・




振り返りゃ 登り坂 振り返りゃ 下り坂


何度も立ち止まり 手を取り合い 今日がある


旅は途中で まだまだ続く




Love you…Oh ~love you!




楽しき 我が道


歩き続け 走り続け・・・


あなたと この先も・・・






Love you…Oh ~love you!


あなたと 歌の旅


こころを込めて・・・ 両手広げ


あなたと この先も・・・


あなたが、いたから・・・



バラード集「独唱Ⅱ」歌: 菅原洋一さんのCD


2010年8月1日日曜日

「紅棗蓮子羹(ホンザオリエンズゴン)」のレシピ

土曜日の勉強会で好評だった薬膳おやつのレシピをご紹介いたします。


「紅棗蓮子羹」とは、小豆・棗・蓮子の入った「冷おしるこ」です。

なつめや蓮の実は血流をスムーズにするため、冷房で冷え切った身体を温め、寝不足のイライラや不眠を改善し、精神安定にも効果があります。詳しくは下段もご参考に!



■ 材  料 (6人分)

蓮の実  30個

紅棗   30個

氷砂糖  100グラム

ゆで小豆 2缶(280g×2)

水    1リットル



■ 作り方

① 蓮の実と紅棗は分量外の水に3~4時間漬けて戻します。

② 鍋に分量外の水1リットルと蓮の実を入れ、沸騰したら弱火にして10分煮ます。

つぎに棗と氷砂糖を加えてさらに20分ほど煮て、ザルにあけ水気を切ります。

この煮た汁は、薬膳茶(気を補い、精神を安定させます。)として美味しく飲用できます!

③ 鍋にゆで小豆2缶と水カップ6杯を入れて温め、②の蓮の実と棗を加えて混ぜ、自然に冷ましておきます。最後にそれを器に盛って出来上がりです。



小豆には利水効果やむくみをとったり、かゆみをとったりの解毒効果があります。

蓮子には食欲不振、残尿、帯下、動悸、煩熱、精神安定などに効果があります。

なつめには、疲労や食欲不振、気を補って元気にしてくれる作用があります。



2010年7月24日土曜日

心の原風景

今朝、物置小屋に扇風機を取りに入ったら、小窓から青く透き通った花びらの

露草の群生が眼に飛び込んだ。見ると庭いっぱいに広がっている。

「Wow~!How beautiful...」  懐かしさでちょっと嬉しい驚きだった!



遠い遠い日、小学生の頃に住んでいた家の近くに、小川が流れていた。

まだ水もきれいで「しじみ」がとれたような記憶がある。


とある日の早朝、美しい夜明けの情景を、感嘆の想いで眺めていた。

薄紫から明るいオレンジ色に雲が染まって・・・。



しばらくすると小川やあたりの夏草の茂る一帯に朝靄が立ちはじめ

幻想的な景色が眼前にひろがっていく。



川べりには露草が群生していて、朝露にしっとり濡れている。

陽が射してくると朝露がダイヤのようにキラキラ輝きはじめた・・。

言葉を失う美しさ・・・!



私は宝物を見つけたような想いでドキドキしながらその草むらのなかに

我を忘れて浸った・・・。7才くらいだったと思う。

あの光景は今もって忘れられない!私の心の原風景。



露草やけふの命の翅にあり











写真はすべて我が家の庭に生えていた露草です。

2010年7月4日日曜日

食養生のための 「授乳期の薬膳食材 (3) 」

子育て中のママさん、たいへんご苦労様です。子供は国の宝です。ありがとう❤ 

さて出産後の回復や授乳期に良い薬膳食材のご紹介3回目です。


今回は産後回復によい効能のある「野菜」について詳細をご紹介します。

また食材の性味(せいみ)を知っておくと、体調に合わせて食材を選ぶことができますので

記録保存されて活用下ください。

※ご質問のありました、性味(せいみ)についてはこちらを参照されてください。



5.「くわい(慈茹)」


[性 味] [微寒性・苦甘味]  

[帰 経] 心・肝・肺

[適応症] 咳・尿の濁り・産後の回復

[作 用] 産後の回復・体力回復

[備 考] K、Mg、Fe、P、Zn、Cu、VE、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、食物繊維



6.「ごぼう(牛蒡)」

[性 味] [微涼性・甘辛味]  

[帰 経] 肺・肝・大腸

[適応症] 口渇、下の粘り、熱をもった腫れもの・できもの、母乳不足、便秘

[作 用] 降圧、コレステロールの抑制と排泄

[備 考] フラクトオリゴ糖、VB1、VB2、VE、ナイアシン、ポリアセチレン(抗菌作用)、タンニン、

クロロゲン酸、Mg、Zn、Cu、Fe、Ca、K、Mn、アルクチン酸、酢酸、プロピオン酸

アセトアルデヒト、アルギニン、アルパラギン酸、コリン、アデニン、

食物繊維[(リグニン/不質素でがん予防)・イヌリン、ヘミセルロース/食物繊維]



7.「ニンジン」


[性 味] [平性・甘味]  

[帰 経] 肺・肝・脾

[適応症] 小児消化不良、夜盲症、ドライアイ、眼の疲れ、下痢

[作 用] 補血、消化促進、健脾、血中脂質抑性、

[備 考] β-カロテン、VB群、VC、Ca、K、Fe、アスコルビナーゼ、グルタミン酸

※アスコルビナーゼ(VC破壊酵素)は熱に弱い。

※人参のβ-カロテンは皮のすぐ下にあるので皮は向かないほうが良い。



牛蒡には食物繊維が多いので便秘解消にも良いですが、腸内の好気細菌の発生を促し、ビタミ  ンの合成を活発にする働きや抗コレステロール作用、直腸がん予防、血糖値を上がるのを予防したり、また精力増進作用もあり優れた食材です。

ただし、アレルギー性皮膚炎のある人は、アクで悪化することがあるので多食を避けましょう。



次の写真は、生のニンジンをスライスカッターでおろし、塩少々し15分おき水分をしぼり、胡麻ソースで戴きます。

           
                                  

食材は「ニンジン100g・干しぶどう・松の実・アーモンドスライスをそれぞれ小1」です。

胡麻ソースは「酢小2、砂糖小1、すりごま大1、練りごま小1、マヨネーズ大1」です。

また面倒な時は、市販の胡麻ドレとマヨネーズ、すりごまを大1の同量であえても良いです。

2010年6月25日金曜日

食養生のための 「授乳期の薬膳食材 (2) 」

授乳期に良い薬膳食材のご紹介(2)です。豚肉には産後回復によい栄養素が含まれており
人参やほうれん草、エンドウ豆などの野菜と合わせて調理してみましょう。



3.「豚まめ(豚の腎臓)」


[性 味] [平性・鹹味]  


[帰 経] 腎


[適応症] 腹痛・むくみ


[作 用] 産後の回復・体力回復


[備 考] コエンザイムQ10、VB1、VB2、ナイアシン、Fe





4.「豚の足(とんそく)」


[性 味] [平性・甘鹹味]  


[帰 経] 脾・胃・腎


[適応症] 母乳不足・皮膚の乾燥


[作 用] 産後の回復・美肌


[備 考] コラーゲン、エラスチン、VB12、VD、コレステロール



❤豚マメには腎虚を補う作用があり、豚足には造血作用がありお乳の出をよくします。

産後の方に良い食品です。また肌を滑らかにし筋肉を丈夫にし、とくに足腰を丈夫 にする働きは肉よりも優れているといわれています。昆布と一緒にスープ仕立てにし、からしを加えた酢味噌で戴きます。


❤次の写真は、腎(精気)を補い、肌を潤し、母乳の出をよくする簡単スープです。

食材は「干し貝柱・わかめ・ふのり・ゴマ・松の実・くこ・長ネギ」です。貝柱のスープで・・・。



2010年6月18日金曜日

食養生のための 「授乳期の薬膳食材 (1) 」

[人を良くする]と書いて[食]という文字になります。

まさに日々の食事が人を形成していくのですね。



統合失調症や心の病(ストレス・うつ・認知症)に食事が深く

関わっていることが知られています。

現代人はファーストフードやジャンクフードに含まれている

油脂類や砂糖の多使用により心身を阻まれていることは

周知の事実となっています。


食生活は我々の人生のクオリティを決める、と言っても

過言ではないでしょう。

詳しくは下記の書籍などもご参考にされてください。

◆食事で治す心の病(Ⅰ・Ⅱ)     大沢 博 著 




ここでは「医食同源」の中医学の知恵を活かし、スーパーで買える身近な

食材で自然に健康を保てるように「性・味」「帰経」「適応症」などについて

適時2素材づつ、掲載していきたいと思います。



本日は「産後の養生や母乳の出を良くする食材」です。



1、「もち米」

[性 味] [温性・甘味]  

[帰 経] 脾胃・肺

[適応症] 母乳の出が悪い・疲労・自汗(寝汗)・下痢・夜尿症

[作 用] 体力回復、

[禁 忌] 便秘、むくみ、膀胱炎など炎症性疾患、皮膚病、リウマチ、咳・ぜんそくの人や、
また寒涼  性の食材、柿、メロン、ミカンなどと併食は避けましょう。





2、「サンザシ(山楂子)」 *ドライフルーツとして売られています。

[性 味] 微温性・甘酸味

[帰 経] 脾胃・肝

[適応症] 産後の回復、腹痛、高血圧、慢性下痢、瘀血、

[作 用] 血中脂質抑性、肉食の消化促進

[禁 忌]



❤産後や授乳中のおやつ❤

詳しい作り方は、コメント欄にご要望をお知らせください。



葡萄棗茶(ぶどうそうちゃ):ほのかに甘く、顔色も良くなります。
材料[干し棗・干し葡萄・クコの実]


シードケーキ: 5種類のシードが産後・授乳中の体調を整えます。

材料[ホットケーキの素・牛乳・卵・黒ゴマ・クコ・かぼちゃ・松の実・イチジク]


2010年6月1日火曜日

一陰一陽

一陰一陽これを道と謂う。 

           [易経 繋辞上伝]



陰陽とは互いに相反しながらも、相補しています。

陰陽は天と地、男と女、昼と夜、動と静などのように

互いに対立する二つの性質に分かれています。(注1.)



その対立の二元性をもって、融合するために螺旋状に

大きく循環しつつ発展、成長へと造化していきます。

そして均衡を保ち存在している自然法なのです。



易経思想では、この陰陽作用による弁証法的働きのことを

「道」といい万象を生み出す源(宇宙生命エネルギー)をいいます。

易経から発した「気学」では「大極」とも言います。



たとえば、夏と冬、春と秋は対立しながら、消長転化し

四季は巡っていきます。

冬が極まれば春が訪れ、さらに夏へと転化、夏が極まれば

秋が訪れ、また冬へと転化していく営み・・・

その季節のなかで生み出されるものは膨大なものです。



私たちの生活や人生においてもこの営みが繰り返されます。

一日のなかでも、夜間、ゆっくり休んで英気を養うことは

「陰」にあたり、昼間、精いっぱい活動するのは「陽」です。

自然の営みのように、休むべき時に休まないでいると

バランスを崩して、心身の病に至ることは必然です。



現代人の生活にこの陰陽思想がたいへん大切だと思います。

私自身、活動しすぎて疲弊し、「うつ症状」になることが

あるので、休養は食事以上に重要と痛感しているのです。



(注1.)

[必ずしも陰陽は固定的なものでなく、相対的に陰と陽は

変化していく性質のものです。とくに身体部分など。]