2010年8月1日日曜日

「紅棗蓮子羹(ホンザオリエンズゴン)」のレシピ

土曜日の勉強会で好評だった薬膳おやつのレシピをご紹介いたします。


「紅棗蓮子羹」とは、小豆・棗・蓮子の入った「冷おしるこ」です。

なつめや蓮の実は血流をスムーズにするため、冷房で冷え切った身体を温め、寝不足のイライラや不眠を改善し、精神安定にも効果があります。詳しくは下段もご参考に!



■ 材  料 (6人分)

蓮の実  30個

紅棗   30個

氷砂糖  100グラム

ゆで小豆 2缶(280g×2)

水    1リットル



■ 作り方

① 蓮の実と紅棗は分量外の水に3~4時間漬けて戻します。

② 鍋に分量外の水1リットルと蓮の実を入れ、沸騰したら弱火にして10分煮ます。

つぎに棗と氷砂糖を加えてさらに20分ほど煮て、ザルにあけ水気を切ります。

この煮た汁は、薬膳茶(気を補い、精神を安定させます。)として美味しく飲用できます!

③ 鍋にゆで小豆2缶と水カップ6杯を入れて温め、②の蓮の実と棗を加えて混ぜ、自然に冷ましておきます。最後にそれを器に盛って出来上がりです。



小豆には利水効果やむくみをとったり、かゆみをとったりの解毒効果があります。

蓮子には食欲不振、残尿、帯下、動悸、煩熱、精神安定などに効果があります。

なつめには、疲労や食欲不振、気を補って元気にしてくれる作用があります。



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