食物の消化・呼吸・燃焼・老廃物の運搬・排泄・体温のコントロールなど、生命の維持には不可欠の存在です。
その大切な水分(陰液)が、体のさまざまな組織に滞ると、代謝(生命活動)がスムーズに行われなくなり、身体機能の低下が生じてきます。
蒸し暑い夏は熱中症予防に水分を多めにとりますが、冷房の中で過ごしていると思いのほか水分が体内に停滞し、むくみを生じることがあります。
◆むくみを解消する食事のポイントは
① 過食を避ける
② よく噛んで食べる
③ ミネラルを十分に摂取する
④ 水分を過剰に摂取しない(体がほんとうに求めている適量を摂る)
⑤ 油脂の多いものを控える
⑥ 体を冷やす食物を控える
⑦ 香辛料を用いず少々の自然塩で食材の旨みをだす
㊟1.陰液(いんえき)とは、人体を構成する津(しん)・液・精・血などの総称をいいます。
◆むくみをとる食材について
◆循環器機能を高める食材
ごま、ヨモギ、大根の葉、ニラ、ごぼう、たまねぎ、葛の葉、昆布、きくらげ
◆腎臓機能を高める食材
自然薯、れんこん、かぼちゃ、黒ゴマ、人参、小豆、きくらげ、海藻、こんにゃく
◆脾臓機能を高める食材
ハト麦、さつま芋、八つ頭、かぼちゃ、かぼちゃの種、粟、栗、葱の根
◆利尿作用のある食材
ハト麦、小豆、こんにゃく、ごぼう、大根、冬瓜、スイカ、茶、たんぽぽ
コーヒーゼリーとカシス(美肌と水分代謝に)
ウーロン茶(肥満予防・利尿・脂肪燃焼・精神安定)
クコの実(視力減退・膝腰倦怠感・めまい・ふらつき)
つぎは❤むくみを取る薬膳おやつ❤です。
◆黒ゴマおしるこ
【材 料(4人分)】
・玄米甘酒 250g
・黒ゴマ 1/2カップ
・練り黒ゴマ 大さじ3
・しょうゆ 小さじ1
・塩 ひとつまみ
【作り方】
① 黒ゴマをフライパンで良い香りがするまで乾煎りし、軽く刻む。
② 鍋に玄米甘酒、練りゴマ、水2カップ、刻んだゴマを入れてよく混ぜ合わせ中火にかける。
③ ゴマの良い香りがしてきたら、隠し味にしょうゆ・塩を加えてひと混ぜする。
④ お餅や白玉団子、葛団子など一緒にいただく。
◆葛団子の作り方
① 鍋に葛粉30gを入れ、水1/2カップでよく溶く。
② ①を弱火にかけ、葛粉が透明になるまで絶えず練る。よく練り上げるとプリンと食感が良い。
③ ボールに氷水を用意し、練った葛をスプーンですくい、団子にして氷水に落とし冷やし固める。
④ 葛団子を器に盛り付け、冷やしたゴマ汁粉をかけていただく。
黒ゴマのおしるこ(腎機能を高める・白髪・老化防止)
文月うさぎです。
返信削除先日戴いた黒ゴマ汁粉、美味しかったです。^^
レシピ、ありがとうございます!
早速、作ってみました。母が大喜びでした!
文月うさぎさん、こんにちは~!
返信削除Res.が遅れてごめんなさい。
例の沖縄の「黒糖黒ゴマクリーム」を溶くだけでも
美味しいお汁粉ができます。
白玉粉にヨモギを入れ、白玉団子をいれるとGood!です。