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2014年1月1日水曜日

2013年10月31日木曜日

2010年4月4日日曜日

父の七回忌に想う

4月2日は父の七回忌の命日、6年前の葬儀の日は4日であった。
のどかな素晴らしい春日和で、山桜を参会者たちで愛でた。



― ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃 ―

西行法師



これは、西行法師の「山家集」の花の歌群に入っている歌で、

生前、父が好んでいたものだ。

大の桜好きで、庭にを配し、春は縁側で

がのぼるとよく眺めていた・・・。


海軍に配属していたときわずか父は20歳、ジャワ沖で爆撃に遭った。

ちょうど甲板に出ていたときだったらしい。

幸いというべきか、その甲板とともに海上に投げ出され、

数十名がその甲板の上に避難した。


数週間漂流し、サメや飢えと戦い生き延びた。

仲間がどんどん死んでいき、僅か四人がそのいかだに残った。

気が遠くなり始めたころ、通りかかった英国商船に助けられたらしい。


その話を聞かされるたびに、あのとき父が戦死していたら

父母の結婚もなく、もちろん今の私は存在しない・・・

子供ながらにかけがえのない「いのち」を戴けた不思議を思った。


その父が、願いどおりに『西行法師の命日』平成16年4月2日、

(旧暦二月十五日)に逝去した。


願望は成就する、不思議だ。


そして極めつけ、その夜は煌々と輝くすばらしい満月・・・。


告別式は山も山寺も境内もいちめんの桜・桜・桜・・・

空は真っ青に澄み渡り、参列の人々の感嘆の声があちらこちらに響いた。


父が私たちに残してくれた最高のプレゼント。

それは毎年、を観ながらみんなで父を偲ぶ会。

 と 桜 と 


お父さん、ほんとうにありがとう・・・。



大好きだった山桜






2010年4月1日木曜日

人生にはサヨナラはつきもの・・・


今日、ある勉強会で銀座まで出かけた。

渋滞を見越して家を出たが、平日のせいか空いていた。


運転しながら赤坂プリンスHや霞が関ビル、千鳥が淵と

見事な桜・桜・桜を眺めることができた。

自宅から30分で到着してしまい、予定までの1時間、

久しぶりにひとりでカフェに入る。


携帯メールでの相談内容に返事をしたためながら、

ふと「別れ」というものに思いを馳せる。


「会うは別れのはじめなり」(生者必滅、会者定離)


世の真理とは言え、受け容れがたい別れもあるものだ・・・。

相談者だけでなく、私もある別れを決断しようとしている。



夜半、暴風になった。

若い日に荒れ狂う風の音を聴きながら、

別れの詩を書いたことがあるな、と想い起す。

せっかく咲いたが嵐に舞い散っているだろうな・・・



井伏鱒二の訳詩に

「花に嵐のたとえもあるぞ、さよならだけが人生だ!」

別れを決断させられることがあっても・・・。

決めたらもうきっぱりと前に進んでいくことだ。


春の嵐の夜は読書が似合う・・・