今日、ある勉強会で銀座まで出かけた。
渋滞を見越して家を出たが、平日のせいか空いていた。
運転しながら赤坂プリンスHや霞が関ビル、千鳥が淵と
見事な桜・桜・桜を眺めることができた。
自宅から30分で到着してしまい、予定までの1時間、
久しぶりにひとりでカフェに入る。
携帯メールでの相談内容に返事をしたためながら、
ふと「別れ」というものに思いを馳せる。
「会うは別れのはじめなり」(生者必滅、会者定離)
世の真理とは言え、受け容れがたい別れもあるものだ・・・。
世の真理とは言え、受け容れがたい別れもあるものだ・・・。
相談者だけでなく、私もある別れを決断しようとしている。
夜半、暴風になった。
若い日に荒れ狂う風の音を聴きながら、
別れの詩を書いたことがあるな、と想い起す。
せっかく咲いた桜が嵐に舞い散っているだろうな・・・
井伏鱒二の訳詩に
「花に嵐のたとえもあるぞ、さよならだけが人生だ!」
別れを決断させられることがあっても・・・。
決めたらもうきっぱりと前に進んでいくことだ。
春の嵐の夜は読書が似合う・・・
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