2010年4月1日木曜日

人生にはサヨナラはつきもの・・・


今日、ある勉強会で銀座まで出かけた。

渋滞を見越して家を出たが、平日のせいか空いていた。


運転しながら赤坂プリンスHや霞が関ビル、千鳥が淵と

見事な桜・桜・桜を眺めることができた。

自宅から30分で到着してしまい、予定までの1時間、

久しぶりにひとりでカフェに入る。


携帯メールでの相談内容に返事をしたためながら、

ふと「別れ」というものに思いを馳せる。


「会うは別れのはじめなり」(生者必滅、会者定離)


世の真理とは言え、受け容れがたい別れもあるものだ・・・。

相談者だけでなく、私もある別れを決断しようとしている。



夜半、暴風になった。

若い日に荒れ狂う風の音を聴きながら、

別れの詩を書いたことがあるな、と想い起す。

せっかく咲いたが嵐に舞い散っているだろうな・・・



井伏鱒二の訳詩に

「花に嵐のたとえもあるぞ、さよならだけが人生だ!」

別れを決断させられることがあっても・・・。

決めたらもうきっぱりと前に進んでいくことだ。


春の嵐の夜は読書が似合う・・・

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