2011年12月1日木曜日

時雨のもみじに・・・


暖かだった東京も急な冷え込みで気温は7度

やっと紅葉しはじめた楓の葉が

冷たい時雨にもちょっと寒そう・・・

どんよりと暗い雨空を眺め、熱い珈琲を淹れて

しばしの刻、物想い・・・











雨が上がってきて・・・







2011年11月20日日曜日

一語一絵  ≪挑≫




波に挑む

波と呼吸を合わせて

その龍の背中の頂きに

立ちあがれ


うねりながら

跳ねながら

飽きもせず

波に挑む

この幸せなる刹那

                                             
◆Photo and Poem by Kalen

2011年11月13日日曜日

一語一絵  ≪耀≫







                 ≪耀≫



閑かな浜辺に、華やかな黄昏の訪れ

ひとり秋の日昏に金色に染まり憩う・・・


切なくこみあげるは、波音のRhapsody

陽の落ちゆく、かなたを目で追う


賑わった昼のドラマは消え失せて

黄金の安らぎの光る海が、そこにあった・・・


                             Photo and poem by Kalen



2011年11月7日月曜日

朝の海

朝の海に向かって
深い呼吸をする

気のエネルギーが
体中に漲ってくる

「生きる」ことに
勇気が欲しい時

宇宙のいのちに
つながっていこう・・・

















2011年11月4日金曜日

Autumn Rose 河津バガテルローズガーデン










31日は誕生日!内祝いを兼ねてErikoさんと伊豆旅行。

今井浜荘で宿泊し、翌朝、河津のJardin de Bagatelleへ・・・


天から祝福を受けたような、小春日和の快い天候に

ふたりともゆったり~、「ああ~気持ちがいいね~!!」

の連発で、幸せ気分を満喫できた・・・。


私は薔薇の撮影にいそしみ、彼女はガーデンで読書。

忙しく過ごしている二人にはとても良い休息になった。


ベンチで飲んだブルガリア薔薇ジュースも美味しいこと!

まだ旅の余韻に浸っている・・・。



                                                     

















2011年10月22日土曜日

Autumn Roses  修善寺虹の郷


≪The Rose in the Wind≫  

             by James Stephens



垂れては揺れつ、起きてはゆらぎ
生を、夢中(うつつな)に 夢見て過ぐ


()()にむすぶ夢のごとか


風に吹かるる 薔薇(そうび)の花

あるは(ふか)(いを)にも()たり

神意のままに生くる人間(ひと)

わが()てるみな捨離(すて)むと、かつ

自己(われ)なるみな得むとて、夢む


夢中(うつつな)()ゆめみて過ぐし、

垂れては揺れつ、起きてはゆらぎ・・・


              
                                                     






 




















2011年10月16日日曜日

Somewhere...


一語一絵 ≪場≫

Rous    ■絵の上でWクリックすると拡大できます。



≪場≫

どこかに私のための場所がある

平和と静けさと自由に満ち満ちて

私を待っている・・・


いつか私達のための場所がある

解り合い、許し合い、愛し合う

私たちはその道をみつけるでしょう


互いに手をとりあってその道を行こう

いつかきっとその場所に行こう

私たちを待っているその場所へ・・・


                                      By kalen

2011年10月2日日曜日

たそがれの曼珠沙華


秋扇が必要となった30日の金曜日、
川崎市の日本民家園を訪れた。

風情のある日本建築をいくつか見学する。
藁屋根を背景にすすきが揺れて懐かしく思う。

園内には、芙蓉、萩、秋桜など秋の花が
ちらほら咲いていた。

夕暮れ近くになって、門前の野畦で彼岸花を
みつけて嬉しくなった。


曼珠沙華ふしぎは茎のみどりかな」 ― 長谷川双魚 ―


露の香にしんじつ赤き曼珠沙華」 ― 飯田蛇笏 ―


◆写真の上でクリックすると拡大します。夕暮れでISOを上げたため画質が悪くてすみません。^^;













2011年9月4日日曜日

「雨滴聲(うてきせい)」



台風12号の影響で、この一週間は大雨の荒れ模様。
その降ったり止んだりのなか、神代植物公園での撮影実習に参加する。

晴れたかと思うと、突然の激しい雨・・・、
東屋に駆けこんで雨だれを眺めていると


ふいに禅語の「雨滴聲(うてきせい)」を想起した。

禅師と門下の一僧との禅問答の話である・・・。
「あのぽたぽたと聴こえるのは、一体何かね?」と禅師。
「雨滴聲!」と応じた門下の境地を見破り禅師は述べた。

衆生顛倒して、己に迷うて物を遂う」と。

つまり、私たちは雨音を聴けば雨に執われ
風音を聴けば風を逐うように、外境に引きまわされて
真実の自己のありかたを見失いがちである、と。

そういう顛倒妄想を断ち切れ・・・という。

道元禅師の心境のように
聞くままに また心なき身にしあれば 己なりけり 軒の玉水
という心境になりたいもの・・・

顛倒妄想を断ち切って、悟りも忘却した真に「心なき身」となれば
軒の玉水も、それがそのまま自己なのだよ、と。
「心なき身」から見れば自己と物は別物ではなく、元来不二であるのだ。

写真の不出来にも心執われず?(笑)天地いっぱいの雨に当たって
さっぱりと迷いの心が清々しく洗われた日だった。



                           ◆写真画面をクリックすると画像が拡大します。
東屋の軒から落下した雨滴を・・・さすが!(N先生撮影)


 
             見えるでしょうか? 蓮の葉の玉水に映った空が!  Photo by kalen


蓮池の白睡蓮の写りこみが揺らいできれい!    Photo by kalen


あら~っ、大粒の雨が一粒落ちてきた!    Photo by kalen


大好きな色、薄紫の睡蓮が合わせ鏡に!Photo by kalen


写りこんだ蕾に茎が・・・あなたと私、繋がっている^^Photo by kalen


あ、また突然の大きな雨粒と風が立ち騒いで!Photo by kalen


2011年8月23日火曜日

清里高原の夏


先週、友人の誕生日のお祝いをかねて
清里高原に二泊の旅に出かけた。

日中は歩くと結構暑かったけれど
朝夕は高原らしく冷えて清々しい。

朝夕の散策が静かで豊かな癒しをくれる。
ペンションのガーデンなどの花たちが
思い思いにいのちを燃やしている。

ゆったりと贅沢な時間が過ぎて行った・・・


◆写真画像のうえでクリックで最大再現となります。^^