2011年10月2日日曜日

たそがれの曼珠沙華


秋扇が必要となった30日の金曜日、
川崎市の日本民家園を訪れた。

風情のある日本建築をいくつか見学する。
藁屋根を背景にすすきが揺れて懐かしく思う。

園内には、芙蓉、萩、秋桜など秋の花が
ちらほら咲いていた。

夕暮れ近くになって、門前の野畦で彼岸花を
みつけて嬉しくなった。


曼珠沙華ふしぎは茎のみどりかな」 ― 長谷川双魚 ―


露の香にしんじつ赤き曼珠沙華」 ― 飯田蛇笏 ―


◆写真の上でクリックすると拡大します。夕暮れでISOを上げたため画質が悪くてすみません。^^;













4 件のコメント:

  1. 曼珠沙華
    子供のころ、田舎のあぜ道に美しく咲く曼珠沙華を母と切りに行った記憶が懐かしい。
    すばらしい思い出が映り始めます。
    いつもすばらしい季節の花をありがとう。

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  2. お母様と花摘み、なんて素敵な想い出でしょう・・・
    故郷の原風景のようですね。

    私は茜の夕日に輝く曼珠沙華を見るといつも
    父の姿が浮かんできます。

    花好きの父がせっせと花壇を手入れしている後姿。
    その向こうに金色の光りに輝く曼珠沙華・・・
    いまはもう会えない父を慕っています。

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  3. 華蓮さん、こんにちは。

    秋の撮影会に出かけられたんですね。
    藁屋根にススキ、芙蓉、萩、コスモス・・・
    秋の風情を感じます。
    私の大好きな秋の花です。
    先日の散歩で美しい芙蓉を見かけました。

    曼珠沙華、子供の頃はあまり好きではありませんでした。
    良く観察しますと、何と繊細で美しい姿、レンズを通して見ると益々美しさが極まります。

    子供の頃、父と二人でドライブした時、畑の向こうに夕日を浴びて一面の彼岸花、あの赤い色が脳裏に焼きつきました。なぜか不思議な華という印象でした。
    父には反抗ばかりしておりましたけれど、今はとても懐かしい思い出、チョッピリ涙が滲みます。

    花に纏わる父の思い出甦ります。
    チョッピリセンチな秋の昼下がりです・・・


    -B-

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  4. -B-さん、いつも素敵なコメントありがとう・・!

    あれっ、一緒に散歩したっけ?と思うくらいのコメントに
    ほんとうに驚きです。ススキの穂も美しいですよね。

    秋生まれの私、秋の花々が大好きです。
    ちょっとセンチメンタルの気分も・・なんだか好きです。

    酔芙蓉、素敵ですよね。朝は純白、昨夜はほのかなピンク。
    花びらは柔らかな羽根のようにふんわりと開くさまは
    とても優雅ですね。私は牡丹より好きかも・・・^^
    私のとくに好きな花は、梅、桜、蓮華、芙蓉、椿です。
    茶花の類、日本人の感覚ですね・・・・

    あなたがご両親に情感豊かに大切に育まれたのだなあ、と感じながら、あなたの想い出の花、夜桜と曼珠沙華にしばし思いを馳せました。^^

    秋の日・・・ロマンティックに楽しんでください! ^^

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