2010年6月1日火曜日

一陰一陽

一陰一陽これを道と謂う。 

           [易経 繋辞上伝]



陰陽とは互いに相反しながらも、相補しています。

陰陽は天と地、男と女、昼と夜、動と静などのように

互いに対立する二つの性質に分かれています。(注1.)



その対立の二元性をもって、融合するために螺旋状に

大きく循環しつつ発展、成長へと造化していきます。

そして均衡を保ち存在している自然法なのです。



易経思想では、この陰陽作用による弁証法的働きのことを

「道」といい万象を生み出す源(宇宙生命エネルギー)をいいます。

易経から発した「気学」では「大極」とも言います。



たとえば、夏と冬、春と秋は対立しながら、消長転化し

四季は巡っていきます。

冬が極まれば春が訪れ、さらに夏へと転化、夏が極まれば

秋が訪れ、また冬へと転化していく営み・・・

その季節のなかで生み出されるものは膨大なものです。



私たちの生活や人生においてもこの営みが繰り返されます。

一日のなかでも、夜間、ゆっくり休んで英気を養うことは

「陰」にあたり、昼間、精いっぱい活動するのは「陽」です。

自然の営みのように、休むべき時に休まないでいると

バランスを崩して、心身の病に至ることは必然です。



現代人の生活にこの陰陽思想がたいへん大切だと思います。

私自身、活動しすぎて疲弊し、「うつ症状」になることが

あるので、休養は食事以上に重要と痛感しているのです。



(注1.)

[必ずしも陰陽は固定的なものでなく、相対的に陰と陽は

変化していく性質のものです。とくに身体部分など。]









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