2012年1月14日土曜日

蝋梅と水仙


一月の閑かな神代植物公園を独り歩く・・・。
快晴の日、冷たさがとても気持ちいい~!

今朝の東京は冷え込んで1度だった。
でも2週間もすれば観梅の人々で賑わうだろう。


寒牡丹も冴えて凛とした見事な花をみせてくれていた。

春の訪れは陽光の色、黄色い花々とやってくる・・・
そのもっともさきがけは「蝋梅」と「水仙」だろうか。

寒中の寒さに震えながらも数輪の花が
存在感も強く、芳香を放っているのに気づく。

人品も無口ながらも香るほどになれれば、と思う。



              ◆ 写真の上でクリックすると拡大します。 Photos & Haiku by kalen

 ふくいくと蝋梅かほり深呼吸



蝋梅や碧空に黄の放たれし



蝋梅や神気漲り輝けり



蝋梅や陽を透かし影薄くなり



水仙の哀楽含み花影なる



水仙や朝陽に向かひ背伸びかな



冬ざれの野に明るさや水仙花



2012年1月6日金曜日

2012年 新春冨士山の夕焼け


「冨士山の夕陽が見られそうだから来ない?」と
高校時代の友人、M・Sさんから嬉しいメール!

大晦日と元旦早々に体調を崩して初日の出の撮影を
断念していたので、とても嬉しいお誘いにわくわく。

いそいそ撮影の準備をして、杉並のご自宅に・・・。
美味しいケーキを用意して待っていてくれた。
30分ほど、友人と素敵なご主人も一緒にティーブレイク。

午後4時半過ぎ、陽が落ち西の空が茜色に染まり始める。
Wow~!素晴らしい~眺め! 雲がないのが残念だけど
友人宅から冨士山まで邪魔するものがない!

少々色が淡かったがBlue momentも観ることができ最高!
あ・り・が・と・う・・・Mさん。


■写真は画面の上でクリックすると拡大できます。(写真と俳句 Kalen作)


入り日影六日の冨士に迎えらる


よろず神降臨給ひ美を極む


初明かり未来たずさえ冨士の山  

    
                   染まりゆく空のあかねに冨士の影


ひと掃けの雲のごときの煙かな 
一文字に煙り流るや冬茜


冬夕焼け街の灯りと交代す