2011年7月17日日曜日

涼菓 れんこん菓子「西湖」

猛暑日が続いている。暑い日は喉越しのよい
ほんのり冷たいお菓子が戴きたい・・・。

銀座に出かけたついでに、松屋に立ち寄り
好物のれんこん菓子「西湖」を買いに行く。

「西湖」は、京都の老舗「和久傳」の銘菓。
れんこんのでんぷんである蓮粉と、和三盆
からできている料亭の生菓子だ。

上品な甘みともちもちの食感、笹の葉の香
とともにつるりと喉に滑り込む。

おいし~い!!
冷茶とともに戴くと、うーん、至福のとき・・・!



包装紙の漢文は蓮の花を讃えた宋時代の「愛蓮説」
淡い水色の紙に白い文字だから見えませんね!^^;

笹の葉の香りが爽やかで食欲をそそる・・・。


つるりとした喉越しが最高!


薄茶を冷水点て(れいすいだて)で戴く。氷も浮かべちゃいました!

2011年7月11日月曜日

夏の川

夏の川しじまなる夕漫ろかな

(なつのかわしじまなるゆうすずろかな) 季語: 夏の川(夏)






夏の夕刻、縁先や窓辺で部屋の端っこで涼を
求めることを「端居」という。

「ゆふべ見し人また端居してゐたり ― 前田普羅 ―」 


現代はエアコン頼りだけれど、昭和の日本の
  家屋は通り抜ける風が心地よくゆったり寛げた・・・。

都会暮らしには、せいぜい打ち水をしたり、
釣り忍をさげたり、蔓性の植物などで涼を感じたい。

もうひとつ川べりの水音を聴きながらを夕べを
ぶらぶら散策するのも大好きな涼のとりかた・・・。
節電をかねてシャワー後の涼を楽しみたい。

日脚は徐々に短くなってきているが、午後6時過ぎ
てもまだまだ写真のように明るい!


                       
                                    ◆写真をクリックすると拡大できます。