2014年8月18日月曜日

法師蝉 ②

玉響の聲の沈みぬ法師蝉

(たまゆらの こえのしづみぬ ほふしぜみ)  季語:法師蝉(秋)



兼題 [法師蝉] 俳句ポスト投句          ■写真は都立桜が丘公園 (旧多摩聖跡記念館)

雑木林のなかで法師蝉の鳴き声を聞き入っていたが、
ふっとしばらく静かになってしまい、
何か途切れたようで心もとなくなってしまった・・・。

2014年8月17日日曜日

法師蝉 ①

聖跡の森に聞きゐる法師蝉


(せいせきの もりにききゐる ほふしぜみ) 季語:法師蝉 (秋)


兼題 [法師蝉] 俳句ポスト投句 「人」入選


聖跡とは多摩市(東京都)にある歴史的建造物と
起伏の激しい雑木林からなる自然公園です。
旧多摩聖蹟記念館は、明治天皇の当地への行幸を記念して
作られた施設で、天皇・皇后の歌碑も建造されています。


2014年8月6日水曜日

月涼し

ハイウェイの濃青の空を月涼し


(はいうぇいの こあをのそらを つきすずし) 季語:月涼し(夏)








6日の夕方、新宿からの帰宅途中「宵月」があがっている・・。

ハイウェイで車の運転中だったけれどつい惹きつけられる。

一般道に入ってシャッターを切った(18時半頃)。

日中の猛暑を忘れさせてくれるほど空も月もしんと澄んでいた・・・。

夏の月光らしく白々と冴えている。

夏の季語も今日一日を残すのみとなりなんだか寂しい・・・。(8/6記)

2014年8月5日火曜日

葭簾

簾透く露路の青きや夕さるる


(すだれすく ろぢのあおきや ゆふさるる) 季語:簾 (夏)

                               風情のある葭簾(夏の季語)



星岡の露路


8/7結果発表の「俳句ポスト」の兼題「夏深し」は、夏風邪で投句をお休み。
立秋までの夏の季語での作句をいくつか詠んでいた句を転載します。

■写真は茶会(阿佐ヶ谷/星岡)のあと、露路を臨む廊下から撮影。

■「夕(ゆう)さる」の「さる」とは時がやって来るの意で、

夕方になる、夕べになることです。

■露路(ろじ)とは、茶席に入るまえに茶庭と建物の間にある風情ある通路をいいます。



2014年8月4日月曜日

炎天 ③

炎天をさ迷ふ蝶やビルの森

(えんてんを さまよふてふや びるのもり) 季語:炎天(夏)

兼題 [炎天] 投句

      新宿新都心の超高層ビルの通路を、ふらふらふらふらと力なく飛んでいる黒揚羽。
      気温36度はアスファルト路面は65℃位になっている。炎帝からの受難に蝶も
                 形無しのよう・・・。   
      これは「黒揚羽」にこだわったために季重なりを承知で投句し、あえなく没!(笑)

2014年8月3日日曜日

炎天 ②

炎天やレール弐糎膨張す 

(えんてんや れーるにせんち ばうちやうす季語:炎天(夏)



兼題 [炎天] 投句
 炎天下のレール()の線膨張率は熱膨張0.000012だそうです。此処では省きますが公式があり、例えば 50mのレールだと「レール長さ50m、温度40℃」であれば、次のような計算で「0.000012(線膨 張率)*5000*40°=2.4(膨張)になります!スゴイな! ◆(写真は春の長閑な津軽鉄道)

2014年8月2日土曜日

炎天 ①

炎天や狗の亡骸スラム街
 

(えんてんや いぬのなきがら すらむがい) 季語:炎天(夏)

兼題 [炎天] 俳句ポスト 投句  (人)入選

タイに里子がいるので訪ねたスラム街、道端に狗のなきがらや糞などが入り混じって落ちていました。炎天下の子供らの不衛生で劣悪な環境には心底驚愕しました!
さすがにその写真は掲載できず、多摩の夏の夕日にしました。