2016年7月19日火曜日

ライラック

天を衝くクロスの光りリラの花

(てんをつく くろすのひかり りらのはな) 季語: リラ(春)

デンマーク、コペンハーゲン


青空に白いリラが風に揺らぎ爽やか!

2015年8月6日木曜日

ミュージカル エリザベート


 昨日、招待して戴いた帝国劇場ミュージカル「エリザベート」を、
 友人を誘って観に行ってきました。
久しぶりの深い感動の余韻がまだ漂っています・・・!
友人も泣いていて・・・
帰路の車のなかでも二人で感動の反芻でした。



「エリザベート」の物語は19世紀末のウィーンが舞台、
オーストリアのハプスブルグ王朝の最後の皇后
エリザベートの栄華と破滅・・・、

またエリザベートと黄泉の国の帝王トート(=死)との
禁じられた愛をファンタスティックに描いた
ストーリーの展開がまるで19世紀末に
タイプトリップしたかのような臨場感をもって
舞台にぐいぐいと引き込まれていきました。

シシィことエリザベートの自由な魂が求める真の愛とは・・
人間のさまざまな苦悩を案じさせて人生を考えさせられます。

物語にふさわしく豪華で歴史感があり、遠近感のある舞台セット、
またエリザベート役の美しく優雅で煌びやかな衣装、

また出演の役者さんのそれぞれの衣装がほんとにダンディで
カッコい~いです!!魅せられて溜め息の連続でした。
使用人役の衣装さえも19世紀末の華やぎとエレガンスがあって
その色彩感覚に目を見張ってしまいました。
さすが帝国劇場!

男女の役者さんが日本人だということを忘れさせてしまうほど
金髪や長いウェーブの髪がしっくり馴染んでいます。

全ての役者さんの一人ひとりの動きが一分の狂いもなく
繰り広げられる舞台は圧倒的・・・

しなやかに動き、しかもリアルのど迫力がありました。
全員が全身全霊で舞台に打ち込んでいるからこそ
鳥肌の立つ感動を得られたのだと思います。

ああ、期間中に再度、観劇したいです。
ぜひお勧めです!

招待した下さったB社に心から感謝を申し上げます。



東京都町田市 薬師池

薬師池




2015年1月3日土曜日

恭賀新年

明けましておめでとうございます♪


元旦のお昼頃に吹雪が舞った。今年は豊作かな?

今年もお節は「わたみの玉手箱」のおせち料理。
加賀料理旅館




2014年10月1日水曜日

紅芙蓉

日めくりの迅き朝や紅芙蓉

(ひめくりの はやきあしたや べにふよう) 季語:紅芙蓉(秋)












先日、TVで小椋桂さんの「小椋佳-生前葬コンサート(2014/09/12~15)」の
模様が放送されて、懐かしい曲の数々と、小椋桂さんの心境が披露されていた。

彼は70歳を機に3S(Simple、Slowly、Steady)の人生にしていく・・・とのこと。
簡素でゆっくり、ゆったり(落ち着いて)、というところかな

この生き方は私も以前から共感を覚えていて、林住期時代はゆっくり、ゆったり
シンプルに生活したいと願っていたのだけど、今のところままならず・・。

まだまだ古稀には時間はあるけれど「これからの時間を大切に!」と、
10月31日の誕生日を持って相談室を閉めることにした。

そのため、それでなくても忙しい日々が、疾風迅雷のごとく忙殺となった。

引っ越し、物の処分、不動産整理、諸々の手続き・・・etc.
カレンダーをみたら、もう10月!! 何していた9月という感じ。


日めくりのような、一日花の薄紅の日本芙蓉が今朝も美しく咲いた・・・




2014年9月9日火曜日

秋草 ④ 

見はるかす湖に秋草吹かれをり
(みはるかす うみにあきくさ ふかれをり) 季語:秋草(秋)



兼題 [秋草] 投句
数年前の9月初旬、満天の星空と写友を訪ね、北海道(道東)に旅をしました。まさに秋草が乱れ咲き、網走湖を渡ってくる秋風に吹かれ気分爽快・・! 
その時の情景を詠みましたが、心ならずも写真の説明句のようになっていました。^^; 
北海道大好きな友人や写友のお陰で道東の魅力をいっぱい案内してもらえて、ミルキィウェイも撮影でき、忘れられない旅となりました。^^


2014年9月8日月曜日

秋草 ③

秋草や六道輪廻忘れをり


(あきくさや ろくどうりんね わすれをり) 季語:秋草(秋)






兼題 [秋草] 投稿


写真は秋桜ですが、野路の秋草を眺めているだけで

心が清らかに和んできます。

怒り、執着、貪りなどの気持ちも忽ちに浄化されて

涅槃寂静(ねはんじゃくじょう=やすらぎの意)の気持ちになってきます。

自分としては投稿した中でも、選外ですが好きな句です。

ちなみに六道(ろくどう)とは、仏教語で煩悩という迷いが輪廻するという、

天上道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の

6つの心の世界のことをいいます。




2014年9月7日日曜日

秋草 ② 

秋草や一直線の甃

(あきくさや いっちょくせんの いしだたみ) 季語:秋草(秋)






兼題 [秋草] 俳句ポスト投稿 (人)入選

シェイクスピアの生まれ故郷、英国のストラトフォード・アポン・エイヴォンに訪れた時に驚いたのが道路に敷き詰められた甃(いしだたみ)でした。ヨーロッパは甃が多いですが一直線に伸びた美しい甃が忘れられません。西洋の秋草や秋薔薇の風情も素晴らしかったです。
フィルムでしか写真が残っていないので、本日は東京都下の公園の石畳と彼岸華を・・・!


2014年9月6日土曜日

秋草 ① 

筋雲の流れ疾きや秋の草

(すぢぐもの ながれはやきや あきのくさ)  季語: 秋草(秋)






兼題 [秋草] 俳句ポスト投句 (人選)入選


八ヶ岳山麓に出かけたとき、澄んだ青空に風が強いためでしょうか、筋雲が流れるように疾く過ぎ去っていき、せかされているようで何か心もとない感じがしました。
薄や吾亦紅、女郎花などの背丈のある秋草が風に靡くのが心の揺れと相俟って・・。


2014年9月5日金曜日

秋の灯 オルゴール

秋の灯や廻る追憶ヲルゴール 


(あきのひや めぐるつひおく をるごーる) 季語:秋の灯(秋)






[スイスで買ったオルゴール、曲はエーデルワイス]

引っ越しで段ボール箱に入れっぱなしだったオルゴール・・・俳友のブログを見て思い出し、
引っ張り出してきました。エーデルワイスの曲を聴きながら旅の追憶に耽る静かな夜・・。


2014年8月29日金曜日

猿の腰掛 ④ 猿茸

猿茸掴み損なひ川っ淵

(ましらたけ つかみそこなひ かわっぷち) 季語:猿の腰掛(秋)



兼題 [猿の腰掛] 投句


   老大木にまるで空へ伸びた階段のように猿の腰掛を見つけた。ひとつ採ろうとして  駆けよったところ、木の葉や苔に足を取られて川っ淵に滑り落ちた・・!との妄想句。



2014年8月26日火曜日

猿の腰掛 ③ 猿茸

猿茸追ひつさまよふ椈美林


(ましらたけ おひつさまよふ ぶなびりん)  季語:猿の腰掛(秋)





兼題 [猿の腰掛] 投句 


  兼題「猿の腰掛」は7音なので難題でした。

傍題「猿茸(ましらたけ)で詠んでみました。

  写真のこの椈美林はSwedenの南部の小山の途中にあります。

  倒木や朽木も多くあり、猿茸も見かけたのですが

残念ながら写真は撮ってきませんでした。

  今思えば残念!また機会があれば・・・。


  ■8/25は松山市の俳都宣言に、Swedenのラーシュ・ヴァリエ在日大使

          基調講演「世界から見た俳句の世界」をされました!



2014年8月25日月曜日

猿の腰掛 ② 胡孫眼

摂りつきてなほ幾歳ぞ胡孫眼



(とりつきて なほいくとせぞ こそんがん) 季語:猿の腰掛(秋)

武蔵野の森公園



兼題 [猿の腰掛] 投句 (並)入選

   
   
    橡と思われる樹に摂りついたきのこ。比較的新しいもののようでしたがこの先、
   
   何年栄養を摂取しながら生き延びていくのでしょうか・・・。

   季語「猿の腰掛」の傍題[胡孫眼]で詠んでみました。

2014年8月24日日曜日

猿の腰掛 ①

七重八重猿の腰掛け波打てり

(ななへやへ さるのこしかけ なみうてり)   季語:猿の腰掛(秋)




兼題 [猿の腰掛] 俳句ポスト投句 (並)入


老木に、七重八重に寄せる波頭のようなサルノコシカケを見つけました。猿が座るにはちょっと小さいけれど、煎じて飲むにはちょうど良さそう・・・。
この猿の腰掛でがん予防になるとは、真実なのでしょうか?値段が高そうですね。



2014年8月23日土曜日

百日紅

大正浪漫萬翆荘の百日紅

(たいしゃうろまん ばんすいそうの さるすべり) 季語:百日紅(夏)





■愛媛県松山市にある歴史的建造物で松山城の城山の南麓に位置するフランス風の西洋館です。国の指定重要文化財になっています。
第15代松山藩主にあたる久松定謨伯爵の別邸として建てられ、皇族方のお立ち寄りの館とされていました。

■百日紅(さるすべり)秋の季語かと思っていたら、夏でしたね。でも今真っ盛り・・・!




2014年8月22日金曜日

法師蝉 ④

空蝉てふかたちひつそり法師蝉


(うつせみてふ かたちひっそり ほふしぜみ)   季語:法師蝉(秋)
                                                                                                                                                 






空蝉は夏の季語ですが、どうしてもこの句に使いたく季重ね承知で作句。^^;

また破調の六・七・五になっていますが「笑って許して♪」ください。

この空蝉が法師蝉かどうかは定かではないですが、

殻を脱いで新世界に飛び出す蝉たちの

8年越しの必死の命の営みにひどく心打たれた由縁で・・・。




2014年8月19日火曜日

法師蝉 ③

今日限り禁酒決めたり法師蝉

(けふかぎり きんしゅきめたり ほふしぜみ) 季語:法師蝉(秋)
サワー用のグラスに見えるけど実はミネラルウォーター用です。



夏の暑気払いで楽しく飲んだ・・・私は体調のため禁酒です。^^;



■兼題 [法師蝉] 投句(お便りコーナーに掲載) 
夏風邪が胃腸にきてしまって、きりきり痛み「今日を限りにお酒は飲まない」と決心しました!が、いかに・・・。つくづくおーし!つくづくおーし!(つくづく惜~し!) なんちゃって。
この投句が半月以上も前・・・いまだに一滴も飲んでいません。飲めなくなったのかも?


2014年8月18日月曜日

法師蝉 ②

玉響の聲の沈みぬ法師蝉

(たまゆらの こえのしづみぬ ほふしぜみ)  季語:法師蝉(秋)



兼題 [法師蝉] 俳句ポスト投句          ■写真は都立桜が丘公園 (旧多摩聖跡記念館)

雑木林のなかで法師蝉の鳴き声を聞き入っていたが、
ふっとしばらく静かになってしまい、
何か途切れたようで心もとなくなってしまった・・・。

2014年8月17日日曜日

法師蝉 ①

聖跡の森に聞きゐる法師蝉


(せいせきの もりにききゐる ほふしぜみ) 季語:法師蝉 (秋)


兼題 [法師蝉] 俳句ポスト投句 「人」入選


聖跡とは多摩市(東京都)にある歴史的建造物と
起伏の激しい雑木林からなる自然公園です。
旧多摩聖蹟記念館は、明治天皇の当地への行幸を記念して
作られた施設で、天皇・皇后の歌碑も建造されています。


2014年8月6日水曜日

月涼し

ハイウェイの濃青の空を月涼し


(はいうぇいの こあをのそらを つきすずし) 季語:月涼し(夏)








6日の夕方、新宿からの帰宅途中「宵月」があがっている・・。

ハイウェイで車の運転中だったけれどつい惹きつけられる。

一般道に入ってシャッターを切った(18時半頃)。

日中の猛暑を忘れさせてくれるほど空も月もしんと澄んでいた・・・。

夏の月光らしく白々と冴えている。

夏の季語も今日一日を残すのみとなりなんだか寂しい・・・。(8/6記)

2014年8月5日火曜日

葭簾

簾透く露路の青きや夕さるる


(すだれすく ろぢのあおきや ゆふさるる) 季語:簾 (夏)

                               風情のある葭簾(夏の季語)



星岡の露路


8/7結果発表の「俳句ポスト」の兼題「夏深し」は、夏風邪で投句をお休み。
立秋までの夏の季語での作句をいくつか詠んでいた句を転載します。

■写真は茶会(阿佐ヶ谷/星岡)のあと、露路を臨む廊下から撮影。

■「夕(ゆう)さる」の「さる」とは時がやって来るの意で、

夕方になる、夕べになることです。

■露路(ろじ)とは、茶席に入るまえに茶庭と建物の間にある風情ある通路をいいます。