2014年9月9日火曜日

秋草 ④ 

見はるかす湖に秋草吹かれをり
(みはるかす うみにあきくさ ふかれをり) 季語:秋草(秋)



兼題 [秋草] 投句
数年前の9月初旬、満天の星空と写友を訪ね、北海道(道東)に旅をしました。まさに秋草が乱れ咲き、網走湖を渡ってくる秋風に吹かれ気分爽快・・! 
その時の情景を詠みましたが、心ならずも写真の説明句のようになっていました。^^; 
北海道大好きな友人や写友のお陰で道東の魅力をいっぱい案内してもらえて、ミルキィウェイも撮影でき、忘れられない旅となりました。^^


2014年9月8日月曜日

秋草 ③

秋草や六道輪廻忘れをり


(あきくさや ろくどうりんね わすれをり) 季語:秋草(秋)






兼題 [秋草] 投稿


写真は秋桜ですが、野路の秋草を眺めているだけで

心が清らかに和んできます。

怒り、執着、貪りなどの気持ちも忽ちに浄化されて

涅槃寂静(ねはんじゃくじょう=やすらぎの意)の気持ちになってきます。

自分としては投稿した中でも、選外ですが好きな句です。

ちなみに六道(ろくどう)とは、仏教語で煩悩という迷いが輪廻するという、

天上道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の

6つの心の世界のことをいいます。




2014年9月7日日曜日

秋草 ② 

秋草や一直線の甃

(あきくさや いっちょくせんの いしだたみ) 季語:秋草(秋)






兼題 [秋草] 俳句ポスト投稿 (人)入選

シェイクスピアの生まれ故郷、英国のストラトフォード・アポン・エイヴォンに訪れた時に驚いたのが道路に敷き詰められた甃(いしだたみ)でした。ヨーロッパは甃が多いですが一直線に伸びた美しい甃が忘れられません。西洋の秋草や秋薔薇の風情も素晴らしかったです。
フィルムでしか写真が残っていないので、本日は東京都下の公園の石畳と彼岸華を・・・!


2014年9月6日土曜日

秋草 ① 

筋雲の流れ疾きや秋の草

(すぢぐもの ながれはやきや あきのくさ)  季語: 秋草(秋)






兼題 [秋草] 俳句ポスト投句 (人選)入選


八ヶ岳山麓に出かけたとき、澄んだ青空に風が強いためでしょうか、筋雲が流れるように疾く過ぎ去っていき、せかされているようで何か心もとない感じがしました。
薄や吾亦紅、女郎花などの背丈のある秋草が風に靡くのが心の揺れと相俟って・・。


2014年9月5日金曜日

秋の灯 オルゴール

秋の灯や廻る追憶ヲルゴール 


(あきのひや めぐるつひおく をるごーる) 季語:秋の灯(秋)






[スイスで買ったオルゴール、曲はエーデルワイス]

引っ越しで段ボール箱に入れっぱなしだったオルゴール・・・俳友のブログを見て思い出し、
引っ張り出してきました。エーデルワイスの曲を聴きながら旅の追憶に耽る静かな夜・・。


2014年8月29日金曜日

猿の腰掛 ④ 猿茸

猿茸掴み損なひ川っ淵

(ましらたけ つかみそこなひ かわっぷち) 季語:猿の腰掛(秋)



兼題 [猿の腰掛] 投句


   老大木にまるで空へ伸びた階段のように猿の腰掛を見つけた。ひとつ採ろうとして  駆けよったところ、木の葉や苔に足を取られて川っ淵に滑り落ちた・・!との妄想句。



2014年8月26日火曜日

猿の腰掛 ③ 猿茸

猿茸追ひつさまよふ椈美林


(ましらたけ おひつさまよふ ぶなびりん)  季語:猿の腰掛(秋)





兼題 [猿の腰掛] 投句 


  兼題「猿の腰掛」は7音なので難題でした。

傍題「猿茸(ましらたけ)で詠んでみました。

  写真のこの椈美林はSwedenの南部の小山の途中にあります。

  倒木や朽木も多くあり、猿茸も見かけたのですが

残念ながら写真は撮ってきませんでした。

  今思えば残念!また機会があれば・・・。


  ■8/25は松山市の俳都宣言に、Swedenのラーシュ・ヴァリエ在日大使

          基調講演「世界から見た俳句の世界」をされました!