2014年7月27日日曜日

蓮 ②

蓮の舟櫂を攫はれ漂へり 

(はすのふね かいをさらはれ ただよへり)  季語:蓮(夏)




兼題 [蓮] 投句

三日間だけ咲いて散り逝くという蓮の花・・・
ひらりと水面に降りて幽界へと漂う舟のごとく。

俳句の友人が「櫂は蕊ですね」とコメントくださり、ぴったりと思う。

しばし、蓮の舟で漂う自分を想像・連想・夢想・・・
の楽しいひととき・・・



2014年7月25日金曜日

蓮 ①

朝しじま幽けき蓮のふぉんと鳴り 


(あさしじま かそけきはすの ふぉんとなり)  季語:蓮(夏)




兼題 蓮 投句  (人)入選句

写真は町田市の薬師池の蓮、この公園はシーズン中は朝早くから入園できる。

2014年7月15日火曜日

巴里祭

デカダンを卒えたる君と巴里祭

(でかだんをおえたるきみとぱりーさい)  季語:巴里祭(夏)




  本日の7月14日は、日本でいう「巴里祭」の日、

フランス革命記念日だ。ルネ=クレール監督の映画

 ≪Quatorze Juillet (7月14日)≫の邦訳名からきている。


 もともと巴里祭りと訳されたのだが、

巴里祭(ぱりーさい)の方が広まったようだ。



この句は若いころ詩作のノートに書き留めていたもの・・・。

14日に別のブログに上げたものを転載した。

2014年7月14日月曜日

川開き ②

双眸に火の華滲む川開き 


(さうぼうにひのはなにじむかはびらき) 季語:川開(夏)






兼題 川開 投句 (並)入選  


 2011年、東日本大震災のほかにも何度も津波で被害を被った石巻川。

 1916年に第1回の川開きが開催され今年で91回目となるそうです。

被害に遭われた方たちへの、ご冥福とご多幸を祈りつつ・・・。

 映像ではあるけど人々の溢れる涙を見たとき、

自然への畏怖の思いと同時に、黙ってれを受け容れる心を思う時、

私の胸に突き上げてくるものがありました。
 
この度の兼題「川開き」が与えられなければ

美しい花火大会で今年も終わっていたかも知れません。

俳句ポストでほんとうに色々なことを学ばせて戴いています。



2014年7月13日日曜日

川開き ①

多摩川や光りの瀑布川開き

(たまがはや ひかりのばくふ かはびらき) 季語:川開き






今週の兼題 川開き 投句 (並)入選


 今回の兼題は馴染みが薄く、投句への動機が稀薄でした。

が、休まずに投句。

 毎年、恒例の多摩川の川開き・花火大会で、

フィナーレの「ナイヤガラの滝」

 (これは季語になってますね!) 

がとても素晴らしくて、いつも余韻が残ります。

 滝の花火の写真が見つからないので、

多摩川の堰の写真をアップしました。


 走行中の車中からの撮影なのでピンがアマアマ、です!^^;



2014年7月12日土曜日

ソーダ水 ④

少女らの光りと陰やソーダ水

(せうぢよらの ひかりとかげや そーだすい) 季語:ソーダ水(夏)



兼題 ソーダ水 投句   (写真は萩市の女子高生 2013年)

疾風怒涛の思春期時代・・・
少女らの背にもいろいろな光りと陰を見せながら走り去く・・・
        明るくはしゃぐ声、失意に雲る表情のどちらにも似合うソーダ水
ソーダは青春そのもの?



2014年7月10日木曜日

ソーダ水 ③

ソーダ水蟠る胸けふ晴るる 

(そーだすい わだかまるむね けふはるる)  季語: ソーダ水(夏)



兼題 ソーダ水 投句 選外 (写真はCopenhagenで)

知らないうちに恨みを買っていることがあり、心底驚く。
でも、よくよく聞いてみると
軽い嫉妬を持たれていたりする。
それが解ると「なーんだ!」と蟠っていたものが
スカ~ッと溶ける!

それにソーダ水の効用も多いにある・・・らしい。