La lumière du soleil
La lumière du soleil とは陽光のこと、無償の愛をふりそそぎ続けてくれる太陽神に深く感謝を捧げて…
2014年4月28日月曜日
春逝けり
紫の幽けきいのち春逝けり
(むらさきのかそけきいのちはるゆけり) 季語: 春逝けり(春)
クレマチス(鉄線) 花ことばは「高潔」「美しい心」「旅人の歓び」「精神的な美しさ」
紫色は褪せやすいけれど、その儚い美しさに心惹かれる。
春日もほんの僅かな期間、惜しまれてならない・・・。
ちなみに写真の鉄線は安曇野産で「H・Fヤング」で紫が際立つ。
2014年4月24日木曜日
春日影
野を過ぎし風甘美なる春日影
(のをすぎしかぜかんびなるはるひかげ) 季語: 春日影(春)
梨の花が終わり、薫風がわたってくる野の菜の花がいきいきと輝いている。
高勝寺の境内からの眺望。向うに見えるのは新興住宅地群で多摩丘陵最後の開発地域。
2014年4月18日金曜日
春の風
巻きひげを絡めたりけり春の風
(まきひげをからめたりけりはるのかぜ) 季語:春の風(春)
多摩丘陵周辺はまだまだ自然が豊富で散策が楽しみ!
桜が丘公園近くの野道で見つけた烏野豌豆が
折からの
南風に煽られてひげが絡まっていくのにすっかり見入ってしまった。(笑)
2014年4月16日水曜日
牡丹花
花深くひかりしずめる牡丹かな
(はなふかくひかりしずめるぼたんかな) 季語: 牡丹(春)
多摩川三十四ヶ所観音霊場札所第三十一番 高勝寺は花の寺として知られている。
ここ15年くらい閉鎖して代が変わってまた立ち入れるようになった。
今咲いているのは枝垂れ桜、牡丹、石楠花、菜の花、韮の花、菫、つつじ、木蓮
まだ蕾だけれど藤ももうすぐ咲きそう・・・。
牡丹の花ことばは、「王者の風格」「富貴」「高貴」「壮麗」「恥じらい」
2014年4月9日水曜日
菫草
菫草光り透けたる森の午
(すみれぐさひかりすけたるもりのひる) 季語: 菫草(春)
昭和記念公園の木漏れ日の丘の森にひっそりと咲いていた。
花ことばは、紫色の菫は「貞節」「誠実」。
10㎝にも満たない小さな菫からこの気エネルギー!
2014年4月8日火曜日
灌仏会
灌仏会諸行無常の散華かな
(かんぶつえしょぎょうむじょうのさんげかな) 季語:
灌仏会(春)
灌仏会(かんぶつえ)は、お釈迦さまの誕生を祝う仏教行事で、日本では原則として毎年4月8日に行われる。
釈迦(ゴータマ・シッダルタ)が旧暦の4月8日に生まれたという伝承に基づく。
別名に降誕会(ごうたんえ)・仏生会(ぶっしょうえ)・浴仏会(よくぶつえ)・龍華会(りゅうげえ)・花会式(はなえしき)・
花祭(はなまつり)などがある。
2014年4月5日土曜日
芽吹き
ビバルディ奏でる街の芽吹きかな
(びばるでぃ かなでるまちの めぶきかな) 季語: /芽吹き(春)
街の並木が次々に芽吹いて爽やかな若緑に
彩られている。緑が輝く瑞々しい季節・・・
ビバルディの「春」がどこからか聴こえる♪
2014年4月3日木曜日
一輪草
微睡や一花草の褥に春日落つ
(まどろみやいちげのしとねにはるひをつ) 季語: 春日(春
)
北欧の心打つ想い出は一輪草の群生で、圧倒的な春の息吹だ。
一輪草の別名は一花草(イチゲソウ)といい、花ことばは「追憶」
2014年4月1日火曜日
枝垂れ桜
病み明けや山路の枝垂れ桜訪ふ
やみあけややまぢのしだれざくらとふ) 季語: 枝垂れ桜(春)
車で10分位の山里の枝垂れ桜
ちょうど9分咲きになったところ
まったく思いがけずB型インフルエンザにかかってしまった。
急な発熱ではなく倦怠感が3日くらい続き「何か変?」と体温計で
計ったら38度7分!! 今年のB型はかなりしつこいそう・・・。
やっと元気になったと思ったら世の中花盛り・・・
花に逃げられそう、慌ててしまうよね。^^;
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